「転職したい。でも何がしたいのか分からない」
30代に入ってから、そんなふうに悩む時間が増えました。
今の仕事を続けるのも違う気がする。
でも、じゃあ何をしたいのかと聞かれると答えられない。
前に進みたい気持ちはあるのに、方向が分からない。
この記事では、実際に私自身が悩みながら感じたことを書いてみようと思います。
30代になると「やりたいこと」が分からなくなる理由
20代の頃は、とにかく目の前のことを頑張っていました。
仕事を覚えること。
人間関係に慣れること。
毎日をこなすこと。
でも30代に入ると、少しずつ考えるようになります。
「このままでいいのかな」
周りを見ると、
- キャリアを築いている人
- 結婚や出産を経験している人
- 好きな仕事を見つけている人
そんな姿が目に入るようになります。
その一方で、自分は何をしたいのか分からない。
むしろ、年齢を重ねるほど分からなくなっていく感覚がありました。
私自身、ずっと迷っていた
実際、私はこれまでかなり遠回りしてきました。
事務職として働いていた時期もあれば、派遣として働いた時期もある。
Web制作を勉強したこともあれば、ブログを書き始めたこともありました。
今は行政書士の勉強もしています。
でも、正直ずっと、
「これが本当にやりたいことなのかな」
という気持ちはありました。
ひとつのことに自信を持って進んでいる人を見ると、羨ましく感じることもありました。
私は何かを始めても、
- 本当に向いてるのかな
- この選択で合ってるのかな
- また途中で迷うんじゃないかな
そんなことばかり考えていました。
「やりたいこと」を探しすぎて苦しくなった
特に苦しかったのは、
「やりたいことを見つけなきゃ」
と思いすぎていた時期です。
好きなことを仕事にした方がいい。
自分に合う仕事を見つけた方がいい。
そういう言葉を見るたびに、焦る気持ちが強くなりました。
でも実際は、やってみないと分からないことの方が多い。
始める前から「これが正解だ」と確信できる人は、そんなに多くないのかもしれません。
動きながら見えてくることもある
最近は、
「最初から正解を決めなくていい」
と思えるようになってきました。
たとえば私は、Web制作を勉強したことで、
- パソコン作業が嫌いじゃないこと
- 在宅で働きたい気持ち
- 何かを作ることの楽しさ
に気づくことができました。
ブログを書き始めたことで、
「自分の経験を言葉にすることが好きかもしれない」
とも思えるようになりました。
最初から“これが天職だ”と思って始めたわけではありません。
むしろ、迷いながら動いた結果、少しずつ見えてきた感覚です。
「好きなこと」だけじゃなくてもいい
30代になると、現実的なことも考えるようになります。
- 生活費
- 将来の不安
- 働き方
- 体力
- 人間関係
だから、「好きなことだけで選ぶ」のが難しい場面もあります。
最近は、
- 完全に好きじゃなくても
- 苦痛が少なくて
- 続けられそうならいい
そう考えるようになりました。
昔は「本当にやりたいことを見つけなきゃ」と思っていたけれど、今はそこまで完璧を求めなくなりました。
何がしたいか分からなくても、止まらなくていい
やりたいことが分からないと、
「自分には何もない」
ような気持ちになることがあります。
でも実際は、
悩んでいる時点で、ちゃんと自分の人生を考えている。
私はそう思います。
何も考えていないわけじゃない。
むしろ、真剣に考えているからこそ迷う。
だから、今すぐ答えが出なくても大丈夫です。
少し興味があることをやってみる。
違ったらまた別の道を考える。
その繰り返しでもいい。
30代は、まだ十分やり直せるし、選び直せる年代だと思っています。
最後に
今でも私は、「これが正解だ」と言い切れるものはありません。
たぶんこれからも、迷うことはあると思います。
でも以前より、
「迷いながら進んでもいい」
と思えるようになりました。
何がしたいか分からない時期は、決して無駄ではありません。
その時間があるからこそ、自分に合うものに少しずつ近づいていけるのかもしれません。

